第2巻144番歌はこちらにまとめました。
第2巻 144番歌
巻 | 第2巻 |
歌番号 | 144番歌 |
作者 | 長意吉麻呂 |
題詞 | (長忌寸意吉麻呂見結松哀咽歌二首) |
原文 | 磐代之 野中尓立有 結松 情毛不解 古所念 |
訓読 | 磐代の野中に立てる結び松心も解けずいにしへ思ほゆ |
かな | いはしろの のなかにたてる むすびまつ こころもとけず いにしへおもほゆ |
英語(ローマ字) | IHASHIRONO NONAKANITATERU MUSUBIMATSU KOKOROMOTOKEZU INISHIHEOMOHOYU |
訳 | 岩代の野中に立っている結び松、その昔処刑された有間皇子のことを思うと気が滅入る。 |
左注 | (右件歌等雖不挽柩之時所作<准>擬歌意 故以載于挽歌類焉) |
校異 | – |
用語 | 挽歌、作者:長意吉麻呂、有間皇子、鎮魂、行幸、追悼、結び松、和歌山、地名、植物 |